最近、「フロー」というのを意識してもらうようにこのブログで書いてきましたが、その参考にしているのは、辻秀一先生です。
その辻先生から送られてきたメルマガの一節を紹介したいと思います。
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おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
スポーツ選手が、フローの究極の状態であるゾーンという状態に入ることがあります。
ゾーンとは、自分のパフォーマンスが最高潮に発揮されている状態です。
ピッチャーが球を投げるときに、キャッチャーが目の前に見えたり、ゴルフのホールが大きく見えたり、絶対にシュートを外す気がしなかったり、
このような体験をするアスリートがいます。
ですが、このような体験があるばかりに、ゾーンにならなきゃ、ゾーンにならなきゃ、と心がとらわれてしまっている選手も少なくありません。
そのとらわれがある内はノンフロー状態ですから、パフォーマンスは出にくくなってしまいます。
あなたも、フローやライフスキルという概念を知ってしまったばかりに、フローにならなきゃ、と思うことがあるのではないでしょうか?
ですが、どうしてフローになることができないのでしょうか?
フローというのは、揺らがず・とらわれずな感じと表現したり、ごきげんと表現したり。
色々と言葉を使った表現方法はあります。
わたしはフローのことを説明するのが仕事ですから、フローとは何なのか、言葉で定義しています。
認知的に言葉で定義しなければ、人には伝わらないからです。
しかし、その一方で、フローというのは心の状態のことなので、言葉で簡単に表現できるものではありません。
フローとはどんな状態か?
それは人それぞれ感じ方も、表し方も違うのです。
わたしが書籍や文章、言葉でお伝えしているフローという状態があります。
それをフローの絶対的な定義として、「この定義の通りにならなきゃダメだ!」となってしまっていないでしょうか?
それは新しいとらわれに他なりません。
フローはかくあるべきという思い込みが心のノンフローにしてしまいます。
スポーツ選手が体験するようなゾーンの状態だけがフローではありません。
幸福感・充実感・達成感・満足感、全てが満たされていてハッピーな状態、それだけがフローでもありません。
フローの形には色々あるのです。
あなたにとってのフローっぽい心の状態はどんな感じでしょうか?
心の状態の小さな変化にもっともっと眼を向けてみてください。
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深いですね。
でも、このフローをキープしていると引き寄せがたくさん起こるのは間違いありません。
是非ともフローを意識した生活を送ってみてくださいね。
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