モリンダ最高研究責任者の勇氏のフェイスブックより。
「エリクシノールの内部調査により、CBDに「茎、種」以外が含まれていたことが分かりました。
大麻取締法では、「成熟した茎、果実(種子)」以外を使った商品は違法となります。海外で流通するCBDはほぼ葉由来なので、日本向けに作ってもらう必要があります。
そのためにはかなりの数が必要で、数千万円単位の投資を行います。それでも厚生労働省の許可が得られないと、廃棄になります。
中小企業の経営者にとっては扱いにくい商材です。
大企業にとっても評判を落とすリスクがありますから、扱いにくいものです。
しかし、「CBDがないと困る人」がいます。そういう方々に届けるため、企業努力が必要になります。エリクシノールも再発売に向けて、がんばってもらいたいですね。
https://www.elixinolglobal.com/site/PDF/2675_0/MarketUpdateElixinolJapanOperations
」
エリクシノール社はCBDオイルの最大手のアメリカの企業で、4年前から日本で販売しています。
今年のCBDブームに乗って全国の小売店、百貨店などで見かけるようになり、飛ぶ鳥を落とす勢いで売り上げを伸ばしていた矢先のこのニュースです。
実際にどうなのかは分かりませんが、麻薬取締部が摘発のための準備を進めているといった情報をつかみ、内部調査することで身を守ったのか、
エリクシノールの製品を独自に検査した第3者がエリクシノールに指摘した、麻薬取締部にたれ込んだのようなことも考えられます。
最大手のエリクシノールがこの状態ですから、他社は震え上がっていることでしょう。
モリンダ社のCBD製品が日本に輸入、販売までの道のりが遠かった理由が、茎のみを使用し、さらにTHCを科学的に取り除く工程まで入れる作業をしていたわけです。
その時に勇さん達がおっしゃっていたのが、いずれは葉のCBDを日本で販売している会社は見せしめで摘発される可能性があるということでした。
それが現実になりましたね。
エリクシノール社の製品は全国の棚から撤去されることになると思います。
まだCBD自体が地名度が低いので全国ニュースになるほどのことではないので、今のうちにエリクシノール社も正しくやろうと判断したのですね。
それは実に得策だと思います。
誰もが知る大手になってからは手遅れですからね。
これから葉のCBDを入れている多くの会社がどのように対応していくかが注文されますね。
モリンダ以外のほとんどの会社は葉のCBDですからね。
モリンダは本当に誠実に手順を踏んで輸入していますので、法的なことでビジネスが中断してしまうようなことはありません。
ありがたい限りですね。
今後は、どの会社も誠実に法律に則り、品質証明書は、産地も公表してもらいたいですね。
ちなみにエリクシノール社のCBDは中国産ですから、これから茎からの原料に切り替えるのは容易ではないと思います。(ちなみにモリンダ社はオレゴン産です。)
これからのCBD業界の動向が注目されますが、何れにしてもCBDはこれから益々需要が出てくるので我々は誠実に伝えていきましょう。
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