先日の統計学で詳しくご紹介し忘れました、田中先生の著書をご紹介します。
「どんな奴!?手帳」(三五館)
です、アマゾンから購入できると思います。
さて前回の続きです。
先日の中級コースでの実際のワークで、リスク優先の親役が希望優先の子供役にリスク優先の話をしても子供役が全然響かないので、今度はリスク優先の方が練習で希望優先のトークをしてみるわけです。
そうするとほとんどのペアが子供役が響くというのです。
しかし、希望優先の話をしているリスク優先の人は今までこんな話し方を話したことがないからおもいっきり違和感があるのです。
そこに気づいてほしくてこのワークをやったと思うのです。
つまり、モチベーションは希望優先とリスク優先の両方の話ができるようになることが大切なのです。
我々のビジネスで言えば、希望優先のアップは、リスク優先のダウンラインの方がアプローチが上手くいかず人間関係に悩んでいたら、「大丈夫、なんとかなる、次はうまくいくから~」的なテンポでモチベーションをかけてもリスク優先のダウンラインの方にはあまり効果的ではないのです。
つまり、この会話はこの原理がわからなければずっと続き、ついには、アップとダウンの亀裂になりかねないのです。
「あの人は私の気持ちをまったくわかってくれない~」と思われるのです。
アップはダウンの相談に親身になっているにも関わらずこういう結果になってしまうかもしれません。
その逆のパターンは、リスク優先のアップが、アプローチのうまく行かなった希望優先のダウンに対して、「どんな言い方をしたの、しっかりと準備してやらないとまた失敗するよ~、だからセミナー出て勉強しなければだめだよ~」みたいな感じで不安をあおるようないい方になると、希望優先のダウンは「あのアップはに相談すると私のやる気を落とさせる言い方をするから、もう相談したくない~」という感じになります。
よくある光景だと思いませんか。
ですから、相手が希望優先か、リスク優先の方かをいち早く見抜く必要があります。
もちろん、誕生日でわかりますが、もし誕生日がわかなくても口癖でわかるかもしれません。
希望優先の口癖は、
「まっ、いいか」 「大丈夫」 「なんとかなる」
一方、リスク優先の口癖は、
「最悪の場合」 「もしかして~じゃない?」 「万が一ああなった場合にどうするの」
明らかに会話に質が違うわけです。
ただし、目的(内面)の70%がリスクでも、手段(外面)の30%が希望の場合、希望の会話、口癖の方もいると思いますので、どちらも響く人もいるかもしれませんね。
バランスが大切ですから、リスク優先、希望優先の両方のトークを話せるように練習していったら、抜群のモチベーター(コーチ)になると思いますね。
このテーマは深いのでまだまだ続きます・・・・
今日は最高の自分だった、今日は最高の1日だった。世の中のすべてに感謝。
ありがとう、ありがとう、ありがとう!
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