バイナリーの罠

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私がこの業界に入った10数年前からバイナリーというシステムの会社が誕生しはじめてきました。
現在日本で1日1社ぐらいのペースで誕生するネットワーク会社の多くがこのバイナリーを採用しています。
なぜかというと、会社が儲かるからです。
立ち上げる経営者はまず自分たちが儲かることを第一に考えます。(当たり前ですが)
バイナリーは会社からの吐き出しが少なく(40%前後)、トップメンバーはかなりの額がもらえるので、新しく始めるときはいわゆる立ち上げ屋と呼ばれる方々にお金を払ってトップポジションについてもらって短期間で一気に収入が入るように組織を作ってもらうのです。
それで、停滞してきたら会社を清算させて、また別の会社を立ち上げるのです。
そもそもバイナリーとは2本でいいよ・・・って言って誘うネットワークです。
3本目からは2本のうちのどちらかに人を振らないといけないので、楽しても収入が入る錯覚に陥ります。
「上から人が降りてくるから・・・」なんて言葉に乗せられて登録された方は数知れません。
しかも、早い者勝ちだよ・・・的な話し方をするので一気に人は集まってきますが、当然遅くなると入ってこなくなる・・・なぜなら、早い者勝ちだからです。
ある時期が来るともう遅い・・・ってなるのです。
1年後に同じ話はできないのです。
ということは1年もすれば旬が終わるので新規の方が入ってこなくなるので当然組織が伸びません。
では、早い人が特かというとネットワークが伸びていかないので結局は最初にやった人も収入が減っていくのです。
なぜなら新しい人が入らなくなると末端のお金だけだしているビジネスメンバーからやめていくので下から崩れてくるからです。
よ~く考えるとバイナリーは一部の方しか儲からないわけですが・・・どちらかというとバイナリーというものの本質を知らない方がアップラインの話に乗せられて入り、あとでババをつかまされた・・・と後悔するのです。
それでもバイナリーの会社は1週間で1社単位で誕生しているらしいのです。
そして、5年持つ会社は今まで数えるぐらい、5社もないでしょう。
バイナリーを成功するにはカリスマと人間性だと思います。
しかし、このバイナリー業界にはカリスマが5年以上継続して同じ会社に存在する確率が低いので新しい会社にヘッドハンティングされて次から次へと転々としていきます。
つまり、数年で売り上げに陰りが見えてきたら、メンバーが減っていくのがイメージできてしまうので、その前に抜けて、新しく立ち上がる会社へと移動していくのです。
現在急成長企業のM社というのがありますが、この会社は最初日本ではパッとしませんでしたが、N社、C社、S社、とどの会社でもそこそこ組織を作ってきた、ある組織屋の人間がM社に関わってから、日本で一気に火が付きました。
彼らが抜けた会社は残念ながら抜け殻のようになってしまいました。
C社はつぶれてしまいました。
彼らは、立ち上げのプロなので、バイナリー人脈がたくさんいて、その人脈もみんなバイナリー精神を兼ね備えているので、一気に組織を伸ばそうとこぞって参加してきているのです。
どれだけ、短期間で収入を取れるかが彼らのステイタスです。
この方は数か月で8ケタの収入を取っているという噂があります。
馬鹿をみてしまうのが、あとから入ってきてしまった人で、そんな仕組みを知らない素人は話に乗せられて取り組み始めますが、わかって来るのでそのうちにやめてしまいます。
私がなぜ10年も安定して収入をいただけているかというと、TNI社の製品の素晴らしさとシステムがあるからです。
バイナリーの組織のほとんどのメンバーは収入目的であるから安定しないのですが、製品が気にいって入ってきている組織は崩れません。
ヘビーユーザーがいて安定的な売上を誇っている会社で代表的なのは、ミキプルーンやフォーエバーリビング(FLP)などです。
この2社は30年以上売上をキープできているのです。
私はタヒチアンノニの話を聞いてこの2社をイメージできたので取り組み始めたのです。
タヒチアンノニがバイナリーでなくて当時ほっとした記憶があります。
もう少し細かくバイナリーのシステムをお話していきますと・・・
トップが取りすぎて、中間層がほとんどいません・・・・だからもろいのです。
売上からメンバーへの還元率はそんなに変わらないとして例えば、月に1億円の会社からのコミッションをバイナリー会社はトップは数人で1000万ずつとって残りをその他大勢に少額ずつ配分するのです。
しかし、タヒチアンノニの仕組みは1000万は取る人がいない代わりに100万円、50万、30万、という収入をそれぞれ数十人ずつ分けていくような仕組みなので組織が安定するのです。
バイナリーは集まっているメンバーがビジネス思考の方が大半なので、(ビジネスで誘っているから)愛用者が入りづらい仕組みなのです。
100人のメンバーが出来たら100人のトップは収入が取れますが、あとのほとんどのメンバーは収入がほしいのに取れていないので不満を募らせ、他の新しい会社の情報を聞いたらそちらに簡単に移ってしまうのです。
ですから、バイナリーの仕事をする人は組織が安定しないのでいつも他社の動向を気にしながら活動しているのです。
そんな仕事、私はしたくありません。
いつ自分のメンバーが他社に移動するか戦々恐々としているのです。
当然、バイナリー会社は1か月に数社ほど飲食店のようにどんどん誕生してうまくいかなかったら業態を変えてまた立ち上がっていくので、成功を夢見ている人は今度こそとの思いで、別の会社のたち上げに参加します。
しかし、その会社も数年で終わってしまうので、その繰り返してをしているうちに信用も失い、この業界から足を洗ってしまうのです。
ですから、このバイナリー業界には社会的に信用のある方は入ってこないです。
それに比べるとタヒチアンノニは社会的に信用がある方々が大勢参加されています。
それは本物だからなのです。
タヒチアンノニのように健全に仕事ができる会社は極めて少ないです。
もちろん、簡単には成功はできませんが、コツコツと行動を積み重ねていけば信用というネットワークが構築されていくのです。
いつまでにどのくらいの収入を目指すかは人それぞれですが、長期的に続くということは今後どんどんと成長していくので新しい方がどんどん入っていく環境があります。
タヒチアンノニには今やらねば・・・というタイミングは特にありません。
どちらかというとその人ができる環境が整えばそれがタイミングなのです。
将来性、可能性のある会社はそこのところが安心です。
M社やA社は急成長と言っていますが何年持つことでしょうか?
今はネットワーカーと呼ばれている方々がどっと参加してきているので売上は立ちますが、ネットワークに抵抗を持つ方々が入ってくる段階になったときに商品力がないと厳しくなっていくでしょう。
もともとは他社の経営者がやめて立ち上げた会社に商品を載せて、システム、経営理念、社会貢献を載せてという形でできた会社です。
マネしようと思ったらいくらでも同じような会社は誕生可能です。
ですから、これからもこの手の会社はどんどんと誕生していくことでしょう。
本物と作りものの見分けがつく目を養っていただきたいのです。
その会社のいい話しかうのみにしないで取り組む方にはぜひともこのブログを読んで勉強していただきと思います。
長々と偉そうな書き方をしてきましたが、なぜこんなことを正直に書いたかというとこの手の会社の罠にはまって人生を棒に振ってしまった方を多数見てきたからなのです。
自分の人生の選択をしっかりと見据えて取り組んでいってくださいね。
今日は最高の自分だった・・・今日は最高自分だった・・・
一日一善 すべての人の感謝! 自分の人生はハッピーエンド!

  1. s

    反論意見も覚悟の上で書いてくれている気がしました
    本当にありがとうございました
    峰雄さんのこの行動が通じることを信じています

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