今日は私の4段アップの菊地英晃さんの講演会です。
菊地さんのお話を伺って、原点回帰したいですね。
私が17年前にモリンダを始めた時に、2ヶ月あまりで200名の会員になってきて、何かシステムを作らないと思い、当時私のフロントの方と一緒に細かいマニュアルを作りました。
マニュアルを作ったのはいいのですが、実は非常に複雑だったのです。
そのマニュアルをやりながらも、菊地さんのトレーニングにも毎回参加しており、ある日、菊地さんの言葉でハッと気づいたことがありました。
「シンプルなメッセージを繰り返し伝えていく」
当時、複雑に考えていた我々はこの菊地さんの言葉で気づいて、「シンプルに」という意識でまた活動を始めたのをよく覚えています。
情報がどんどんと大量に入ってくるようになった現在、私のテーマはどれだけ情報を削ぎ落としてシンプルに伝えられるかだと思っています。
そこで、第一弾で考えたのが、
「やり方」という行動(作業)をシンプルに教えていくということに行きついたのです。
いろいろな人のやり方だったり、考え方が大切だという理論など、結果を出すためにはさまざまなやり方があり、どれもその通りだと思うのですが、これから始める方にはモリンダの情報とともに、あまりにも多くの情報が入ってくるので、それを具体的にどうすればいいのかという「やり方」、
つまり、まず、何からやればいいのかというレベルに落とし込むことができないわけです。
いろいろなセミナーに出て確信レベルをあげろ、とか成功している方にあり方を学べとか、いろいろ人のやり方を聞いてそれを参考にしてやれとか、いろいろあると迷うわけです。
それで、いくつか自分なりに考えて行動してみるものの、うまくいかず、また迷い、結局時間ばかりが過ぎていきます。
私が、24歳で初めてネットワークビジネスに携わった時に、やり方だけを徹底的にアップラインから教えてもらったのです。
当時扱っていたものは、ローンを組まないと買えないような30万以上する商品でした。
それで、その商品、会社に対する確信レベルなんていうものはありませんでした。
でも、やり方を細かく教えてもらったおかげで、半年で7人の方に30万以上する商品を買ってもらうことができたのです。
それは、ABCの法則から始まって、リストアップ、アポ取りの仕方、人と会った時の具体的なアプローチの仕方、そして、そこから説明会やABCにつなぐやり方だったのです。
でも、最初から教えてもらった通りにはすぐにはいきませんでしたが、だんだんと数をこなしていくうちに説明会にお連れできるようになったのです。
この経験が生き、次に携わったN社では、アップライン(セミナー)への動員が2年半で100名以上お連れすることができたのです。
そして、モリンダでは、最初の1、2ヶ月で50名ほどをセミナーにお連れしました。
すべては20年前に教えてもらった基本中の基本のやり方を教えてもらったからなのです。
確信レベルも大切ですが、まずはやる気(稼ぐ気)があるのなら、最初に教えるべきことが、基本中の基本の方法論(やり方)だと思うのです。
素直な人はそれでどんどんアポイントが取れ、自分が紹介した人が出て喜んでくれることにより、徐々に自分の確信レベル、自信がついてくるのだと思うのです。
ですから、このポイントがわかれば、すぐにリーダーの方はマニュアルなんて作らなくてもシンプルにやり方を順番に教えてあげればいいのです。
そして、1回だけではうまくできないと思うので、定期的にミーティングをやりながらやり方通りできているかチェックしていけばいいのです。
基本的な流れです。
①ビジネスをやると決意(なんのため、いつまでいくらの収入を取るか)
②リストアップ(20名〜200名)し、その中から最初に伝えたい10名をピックアップ
③アポイントの取り方を教える
④アポを取った方と会ってからのアプローチ(興味付け)の仕方(ここが一番難しいので、時間をかけて教える)
⑤ABC(セミナー)にお連れするやり方を教える(ティーアップなど)
⑥プレゼンテーション(説明)&クロージング(相手に決断を迫る)
⑦アフターフォロー
リーダーはこのやり方をこれから始める方に徹底的に教えてあげられるかどうかでグループが構築できるかが決まると思います。
ここはネットワークビジネスにおいては最低限の研修になります。
普通の営業の仕事、特に保険などは、最初1ヶ月〜3ヶ月ぐらい徹底した研修があります。
でも、保険と違って、そこまで難しくないので、最低限の知識と技術(やり方)を教えてあげることがグループ構築の上では絶対的に大切になってきます。
来月4日の私のトレーニングではそこを具体的にお伝えしていきますね。
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