９．反論処理とクロージング

「食品の裏側」（東洋経済新報社）という本を読みました。
この本は衝撃的です。
毎日食品を食べる我々には必ず知っておいたほうがいい情報です。
添加物を販売する元トップセールスマン（著者）が「食品製造の舞台裏」を克明に記していますが、ただ添加物が悪いと言っているのではなく、それをメーカーが使わざる得ない事情があるのです。
それは我々消費者が原因なんですね。
昨年１０月創刊して、早くも５万部が売れている本です。
今日の日経にも広告が出ていました。
この安部さんという著者は全国で講演を頼まれるようになっているようです。
いずれお呼びしたいですね・・・
さて、今日は９項目めです。
人にお伝えするときに決まって相手から反論という反発をうけます。
反論されるのはだいたい以下の内容になります。
●ジュースが高い
●ジュースがまずい
●ねずみ講、悪徳マルチ
●儲からない
●友達なくす
前もって上記のことに対応できれば簡単ですね・・・っていうのは簡単ですが、実際に対処の仕方がわかっても実際に言われたら、すぐには切り返されないのであくまでもここで習ったら実践してみてください。
アプローチも反論処理も実践して習得していくことが大切なのです。
ここでは長くなってしまいますからそれぞれに簡単な反論処理の仕方をお伝えします。
最初にどんな反論が来ても基本的な対処の方法があります。それは・・・
「最初はあなたと同じようにそう思ったのよ～。でもいろいろ調べてみたらそうでないということがよくわかったのよ～」という「魔法の言葉」があるのです。
そう対処したうえで、それぞれについて解説していきます。
●ジュースが高い・・・・「飲んだらわかる」という言葉につきます。高いものは効果があるのです。どんな世界でも同じです。ですから、自信を持ってお伝えすれば相手から高いなんて言葉は言われなくなります。
●ジュースがまずい・・・・飲んだらなれるし、「良薬口に苦し」っていうでしょう。
●ねずみ講、悪徳マルチ・・・・「よかったらねずみ講という意味を教えていただけませんか？」と相手に聞いてみてください。相手は正確には絶対答えられません。なぜなら、正確に答えられる人はタヒチアンノニがねずみ講でないことがわかるからです。つまり、商品が介在していたらねずみ講ではないのです。お金だけのやりとりがねずみ講と言われ、法律で禁止されているのです。ねずみ講の会社が新宿に自社ビルを構えませんから、ノニビルに来て、「これはねずみ講だ！」なんて言った愚か者は1人もいないのです。
●儲からない（一部の人が儲かる）・・・・って言った人には、「そうだよ。普通の会社と一緒だよ。普通の会社も社長や役員がたくさん給料をもらっているよね。新入社員とはぜんぜん違うよね・・・」って答えてみてください。さらには「新入社員から楽して社長になれると思いますか？」どの世界もコツコツ努力しなければ成功しないのです。ですから、ちょっと取り組んでみて儲からないなんて言わないでほしいのです。
●友達なくす・・・・っていう人には「今までよりは増えると思うし、増やしたいならやればいいし、今のままの友達だけでいいなら、やらなくてもいいんじゃない～」ぐらい言ってあげてください。ネットワークほど多くの人と友人になれる仕事はないと言えるのです。
最後にクロージングについてお話しておきますと、クロージングとは「相手の背中を押してあげること」だと思ってください。
セミナーが終わったあとにお茶をしながら、ＢさんはＣさんにクロージングするのです。
お誘いした相手（Ｃさん）はなかなか自分から「やりたい」とは言えない人が多く、シャイな人が多いのです。
恋愛と一緒で好きな人になかなか好きとは言えないのと一緒です。
ですが、自分が優しく相手に「一緒にやろう」つまり、恋愛で言えば、「お付き合いしてください」と言うことが背中を押してあげることになるのです。
クロージングは簡単な言葉をかけることですが、ビジネスパートナーを作るには何よりも大切なのです。
今日は最高の1日だった・・・今日は最高自分だった・・・
世の中のすべてに感謝！！