私の人生は勝ち負けの人生でした。
これは幼少期の兄との関係から来ています。
8つ上の兄とよくプロレスをやっていました。
もちろん、8つ上ですからまともにやったら勝てるわけはないのです。
でも、兄は凄くやさしく、僕に技をかけさせてくれました。
僕は調子に乗って技をかけて、ついには兄にまもとに勝とうと真剣になって兄を本当に苦しめます。
わざと技にかかってくれた兄もさすがに痛いということになり、
「調子に乗るな、ふざけるな!!」
と最後にはやられて、僕は泣かされます。
そのときに、
「負けた、悔しい〜」(絶対に勝ってやる、いつか負かしてやる・・・・)
こんなことを繰り返していたように思います。
それ以外にもケーキの取り合いとか。。。。
誕生日ケーキでホールで買ってきたのを翌日兄が食べてしまっていて、僕は激怒していました。
「くそー取られた、今度は先に取ってやる〜」
これらのパターンがその後の私の人生を作り出していきました。
だから、スポーツに熱中し、勝った負けたの学生時代を過ごしました。
それも、相手を負けして自分が勝つというスポーツです。
例えば、マラソンとかゴルフみたいに自分が頑張って上にいけば勝てるものではなく、バレーボールとかテニスとかという相手を負かせる競技をやってきました。
ですから、
「勝つためには相手を負かす」
というパターンを作りだして来たのです。
つまり、自分が勝って相手が負けるということに優越感を持つのです。
もちろん、その逆もあります。
相手が勝って自分が負けるのです。
負けると当然、悔しいですから、相手を負かそうとして頑張るのです。
常に回りはライバルです。
そのパターンに昨年気付き、終わらせようと決意したのですが、また最近コーチから指摘され、そして昨日も相手を負かせていい気になっている自分に気付きました。
「あ〜、またやってしまった。。。。」
反省です。
もうこのパターンを真剣に修正せねばと決意した昨日の出来事でした。
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