今日の夜の浦和のセミナーは立ち見の超満員60名ほどの方に集まっていただきました。
夜にも関わらず大盛況でした!
今日は母の日でしたね・・・
皆さんはお母さんにどんな感謝の気持ちをお伝えしましたか?
今この世に生を受けているのは母親(両親)のおかけですから、今日に限らず常に感謝の気持ちをお伝えしたいですね。
私は毎日母親に電話するわけにもいかないので(そんなことをしていたら妻からマザコン!って言われますので・・・)、毎朝六方拝で親、先祖には手を合わせて感謝の気持ちを伝えています。
定期的に読んでいるメルマガで母の日にちなんで素敵な言葉が紹介されていたのでご紹介します。
葉祥明さん著書の『母親というものは』の一説です。
「どんなに高価な贈り物より
我が子の優しいひとことで
十分過ぎるほど幸せになれる
母親というものは
実に本当に無欲なものです」
うちの妻の息子に対する無償の愛情は凄いな~と思います。
きっと息子が何歳になっても変わらないだろうと思います。
今日は母親参観日で、一人ずつお母さんの好きなところは?って聞いていったそうで、うちの5歳の息子は「全部~!」って言ったそうです。
妻はたまらなく嬉しかったようです・・・
来月は父親参観日・・・パパにははたしてなんて言ってくれるのだろうか・・・
さて、今日のテーマですが、ダグラス・マクレガーという経済学者が提唱したX・Y理論についてです。
リーダーの方には特に大切なお話しになると思います。
今日のヤフーニュースにも紹介されていました。(よかったらご覧になることをおすすめします)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090510-00000001-president-bus_all
詳細は上記の記事をご覧いただきたいのですが、簡単にお伝えすると、2種類のリーダーが存在するというのです。
X理論というのは性悪説と言われているのですが、リーダーは部下に対して、部下というのは怠惰なものなので、自分がしっかりと管理して、罰とご褒美によってモチベートしていかないと部下は育たないという考え方をいいます。
一方、Y理論とは性善説と言われており、人間は本来勤勉でやる気のあるものなので環境さえ整っていけば部下はみずからやりがいを見出し、創意工夫して頑張っていくものだという考え方です。
皆さんはどちらが正しいと思いますか?
どちらも正しいのです。
部下や子どもは怠惰だから自分が管理していけば育っていくと、X理論を信じてやっていけば、その通りの結果は出せると思うのです。
スパルタ教育とか管理教育とかで立派な名プレーヤーが育っている例がたくさんありますね。
そのようなX理論で成功を収めてきた方はX理論の信念が強いわけです。
一方、Y理論の上司、親のもとで育った人というのは自発的にみずからやりがいを見出して結果を出していくので、そのような結果をもたらした方はY理論の信念を持っているのです。
皆さんはどちらの理論を提唱して活用していこうと思っていますか?
私はY理論です。
理由は、子供のころからそのように育てられたからです。
そして、大学時代に所属した体育会のソフトテニス部がまさにY理論を提唱している部だったからです。
その影響が多分に出ていると思います。
もちろん、今まで自分が育ってきた環境がすべてではないと思います。
フランクリン・コヴィー博士が書かれた「7つの習慣」に自分の息子のことを紹介していますが、博士の一人の息子は勉強がついていけず、運動能力も非常に低く、友達づきあいが苦手だったので、博士は自分がサポートしてやっていかないといけないと思っていろいろと手を貸していくわけです。
息子を冷やかしている子に対しては怒ったりして懸命に息子を守っていきました。
しかし、息子は一向に良くなりません。
ある時に博士ははたと気付くのです。
もしかしたら、自分のものの見方に問題があったのではないかと・・・
自分が助けてやらないとこの子は一人前になれない・・・この子は普通の平均状態までいけないっていうふうに子どもを不完全な子と見ていたのかもしれないと・・・
そして、反省した博士は奥さんと話し合って、これからは子どもを信頼しよう、この子はこのままで素晴らしいんだ、この子はこのままですべての力を出し切れるんだ・・・という見方をしようってコミットされて、そういう目で子どもをみるようにしていかれたのです。
そうしてしばらくしていくと、子どもがだんだんと自立してきて、最終的には大学のときに州のあるスポーツのベストプレーヤーになるくらい活躍をし、友達も増えて見違えるほど輝いていったそうです。
いかがでしょうか・・・
私がY理論を提唱しているのは・・・・つまり我々のビジネスで言えばグループの方を信頼していきたいと思っているからです。
私が思うに管理というはメンバーを信頼していないように思えてなりません。(違うという意見もおありだと思いますが・・・)
現在の状態がどうであろうと、この方はいずれはきっとよくなるだろう、結果が出てくるだろうと思うように心がけています。
自分で判断してこの人は無理だとかだめだとは思わないのです。
今日のセミナーでもお話ししましたが、この10年の活動でどんなことに一番多く感動したかというと、大勢の方の変化だったのです。
人は変われるということです。
親はみんな自分の子どもを信頼したいですよね・・・
それと同じで、自分のグループの方を信頼していただきたいのです。
ですから、私は目の前の方にどれだけの環境を提供できるかを考えるようにしています。
また、自分で環境づくりに励んでもらうように提案しています。
自分の子どもの学校という環境は考えてあげますが、その中の友達の選び方までは入っていけませんし、そこまで子供を管理したいとは思っていません。
親として子供の友達選びまでやりたいですか?
うちの子供は家の近くの公立の小学校に入れようと思っていますが、もしその学校が評判があまり良くなくても自分の息子を信頼していれば間違った方向に行かないと思うのです。
ちょっとの問題があったりしたときに他人や学校のせいにしたり、転校してみるのも一つのやり方かもしれませんが、一番大切なのは子どもを信頼していればどんな学校でも健全に育っていくのではと思うのです。
私の母校の中学校は生徒会長をはじめ多くの生徒がたばこを吸っていましたし、窓ガラスはよく割れていました。
でも、僕はおかげさまでまっとうに育ち(自分で言ってますが・・・)今日まで歩んでこられたのは親が自分を信頼してくれたからです。
自分が25歳で独立したときも、僕を信頼してくれて理解を示してくれたのです。
この親の元に生まれてきて本当によかったです。
そして、今私は多くのメンバーとともにノニ普及に努めています。
峰雄さんグループで活動してきてよかった~峰雄さんと出会ってよかった~って言っていただきたいですし、皆さんもグループの方からそのように言われたいですよね・・・・
そのためにも自分のグループの方を信頼していただきたいのです。
ヤフーの記事にも書かれていますが、Y理論は結果が出るのに時間がかかるかもしれません。
結果を出すのを急いでいる方もいると思いますが、そういう方はX理論をすべきかもしれません。
ある時期だけはX理論の環境が必要かもしれません。
でも、私自身のやり方は時間がかかってもY理論を提唱していきたいと思っています。
ですから、もしX理論のリーダーから学びたい方はぜひともそちらをお勧めしています。
Y理論でしたら鈴木峰雄をどうぞ~って感じですね・・・
リーダーの方に理解していただきたいのは、自分のグループにはさまざまな方が入ってこられますから、その方に合った環境を提供して行かれるといいかと思います。
ぜひともグループの方に愛情を持って接していっていただきたいのです。
コメントくださった方はいつもありがとうございます。
アドレスを入れておいていただけましたら、ご質問には直接お答えしていきたいと思いますのでこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
今日は最高の1日だった・・・今日は最高の自分だった・・・
世の中のすべてに感謝!
絶好調! 絶好調! 絶好調!
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