終戦記念日

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今日は終戦記念日です。

先日、お墓参りのあと、靖国神社に行きましたら、「大東亜戦争開戦七十年展」がやっていまして(今年の12月まで)、1時間ぐらい時間があったので、寄ってみたら・・・・なんとすごかったです!!

とても、1時間で回れるようなものではありませんでした。

12月まで開催しているので、今度は最低でも半日かけてゆっくり日本の歴史に触れてみたいと思います。

戦争だけでなく、古代からの歴史が学べる資料館みたいなものでした。

もちろん、戦争に関しては、特攻隊の遺書までありましたので、鹿児島県の知覧にいかなくてもいいかもしれません。

とにかく、見ごたえ十分の資料館でした。

さて、千葉修司さんのメルマガで昭和天皇がラジオで戦争の終結を伝えた、口語訳が紹介されていました。

以下は昭和20年8月15日正午・・

天皇が無条件降伏を受諾した理由も書かれております・・

日本人として以下の内容を知っておいた方が良いと思いますし、また、天皇陛下が、

「どれだけ国民を想っていたのか」

という事もこの文章でわかります。

[玉音放送より]

私は・・

深く世界の大勢と日本国の現状とを振返り・・

非常の措置をもって時局を収拾しようと思い・・

ここに忠実かつ善良なあなたがた国民に申し伝える・・

私は・・

日本国政府から米、英、中、ソの四国に対して・・

それらの共同宣言(ポツダム宣言)を受諾することを通告するよう下命した・・

そもそも日本国民の平穏無事を図って世界繁栄の喜びを共有することは・・

代々天皇が伝えてきた理念であり・・

私が常々大切にしてきたことである・・

先に米英二国に対して宣戦した理由も・・

本来日本の自立と・・

東アジア諸国の安定とを望み願う思いから出たものであり・・

他国の主権を排除して領土を侵すようなことは・・

もとから私の望むところではない・・

ところが交戦はもう四年を経て・・

我が陸海将兵の勇敢な戦いも・・

我が多くの公職者の奮励努力も・・

我が一億国民の無私の尽力も・・

それぞれ最善を尽くしたにもかかわらず・・

戦局は必ずしも好転していないし・・

世界の大勢もまた我国に有利をもたらしていない・・

それどころか・・

敵は新たに残虐な爆弾(原爆)を使用して・・

しきりに無実の人々までをも殺傷しており・・

惨澹たる被害がどこまで及ぶのか・・

全く予測できないまでに至った・・

なのにまだ戦争を継続するならば・・

ついには我が民族の滅亡を招くだけでなく・・

ひいては人類の文明をも破滅しかねないであろう・・

このようなことでは・・

私は一体どうやって多くの愛すべき国民を守り・・

代々の天皇の御霊に謝罪したら良いというのか・・

これこそが・・

私が日本国政府に対し・・

共同宣言を受諾(無条件降伏)するよう下命するに至った理由なのである・・

私は・・

日本と共に終始東アジア諸国の解放に協力してくれた同盟諸国に対しては・・

遺憾の意を表せざるを得ない・・

日本国民であって前線で戦死した者・・

公務にて殉職した者・・

戦災に倒れた者・・

さらにはその遺族の気持ちに想いを寄せると・・

我が身を引き裂かれる思いである・・

また戦傷を負ったり・・

災禍を被って家財職業を失った人々の再起については・・

私が深く心を痛めているところである・・

考えれば・・

今後日本国の受けるべき苦難はきっと並大抵のことではなかろう・・

あなたがた国民の本心も・・

私はよく理解している・・

しかしながら・・

私は時の巡り合せに逆らわず・・

堪えがたくまた忍びがたい思いを乗り越えて・・

未来永劫のために・・

平和な世界を切り開こうと思うのである・・

私は、ここに・・

国としての形を維持し得れば・・

善良なあなたがた国民の真心を拠所として・・

常にあなたがた国民と共に過ごすことができる・・

もしだれかが感情の高ぶりからむやみやたらに事件を起したり・・

あるいは仲間を陥れたりして互いに時勢の成り行きを混乱させ・・

そのために進むべき正しい道を誤って世界の国々から信頼を失うようなことは・・

私が最も強く警戒するところである・・

ぜひとも・・

国を挙げて・・

一家の子孫にまで語り伝え・・

誇るべき自国の不滅を確信し・・

責任は重くかつ復興への道のりは遠いことを覚悟し・・

総力を将来の建設に傾け・・

正しい道を常に忘れず・・

その心を堅持し・・

誓って国のあるべき姿の真髄を発揚し・・

世界の流れに遅れを取らぬよう・・

決意しなければならない・・

あなたがた国民は・・

これら私の意をよく理解して行動せよ・・

以上

当時の天皇陛下はどのような気持ちでラジオからこのようなお言葉を発せられていたのでしょうか。

70年経過した我々の想像を絶する思いかもしれません。

天皇のお気持ちを少しでも感じれるように口語訳で解説してくれたので、いろいろと感じることができました。

靖国神社の七十年展も見、、最近は歴女として有名な「白駒妃登美さん」の講演を聞いたのも私に歴史から学びなさいということだと思います。

8月に入ってやたらと歴史づいています。

次の世代に現代に生きる我々がどんな足跡が残せるのか・・・・・

これが私のこれからの人生を歩んでいくテーマです。

日本の歴史に大きく刻まれるであろう昨年の大震災を経験した今の時代のこれからは間違いなく歴史において新たな変革を起こしていくと思います。

日本国民が日本人として誇りを持って世界に発信して、世界に大きな影響を与えていく時代に入ったと言えます。

アメリカ、ヨーロッパの不況の最中で、アジア、その中でも中心になるのが日本であり、日本の伝統ある考え方、文化を世界に伝える時期に来ているような気がします。

白駒妃登美さんとひすいこたろうさんの共著である、「人生に悩んだら『日本史』に聞こう」はぜひとも日本人のすべての方に読んでもらいたい本ですね。

いまこそ、日本人が立ち上がるときだと思います。

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